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4K動画撮影にも対応

フジフイルム、ミラーレス「Xシリーズ」最小最軽量で初のBluetooth対応機「X-E3」

2017/09/07 編集部:小野佳希
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富士フイルムは、ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」新モデルとして、シリーズ最小・最軽量ボディを実現しつつ4K動画撮影やBluetoothにも対応する「FUJIFILM X-E3」を9月28日に発売する。オープン価格だが、直販サイトではボディ単体を123,660円(税込)、「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」をセットにしたレンズキットを166,860円(税込)で販売する。

FUJIFILM X-E3

2,430万画素のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS III」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載。独自の色再現技術による「フィルムシミュレーション」を利用しての4K動画撮影にも対応している。

“写真の原点を呼び起こすカメラ”だとアピール

また、シリーズで初めてBluetoothに対応し、スマートフォンやタブレット端末とのペアリングで、低電力での常時接続が可能。撮影した画像をより簡単・即時に自動転送できるようになった。

シリーズ最小(幅121.3mm×高さ73.9mm×奥行き42.7mm)・最軽量(337g)を実現したことに加え、フォーカスポイントを瞬時に操作できる「フォーカスレバー」を搭載。しっかりとカメラをホールドしたまま素早いフォーカス合わせができるとしている。

Xシリーズとして常に進化を続けてきたと説明

ボディ天面には、シャッタースピード、露出補正の2つのダイヤルを搭載。アルミ削りだしの金属製ダイヤルにより、上質な外観と心地よいクリック感を実現したという。また、シーンに合わせた最適な撮影条件をカメラが自動で設定する「アドバンストSRオート」も「オートモード切換レバー」で利用できる。

Xシリーズの販売は順調に伸びているという

像面位相差AFエリアの拡大とAFアルゴリズムの見直しにより、最速0.06秒の高速AF、ライブビュー撮影5.0コマ/秒の高速連写、起動時間0.4秒、シャッタータイムラグ0.050秒、撮影間隔0.25秒を実現。

また、画像認識アルゴリズム改善により、従来機種に比べて被写体への追従性が向上。被写体の動く速度が2倍、サイズが1/2となっても捕捉するという。

Xシリーズとして初めてBluetooth low energy技術を搭載。スマホ・タブレット用アプリ「FUJIFILM Camera Remote」を介して、事前にペアリング登録した端末に撮影した画像をワイヤレス転送できる。

液晶モニターには3.0型の静電式タッチパネルディスプレイを採用。従来のタッチAFやタッチショットに加え、上下左右のフリック操作により、事前に割当てた機能を呼び出す「タッチファンクション」を新搭載した。

さらに、電子ビューファインダー(EVF)を覗いた状態でもモニター上をドラッグ操作する事で、フォーカスエリア位置を移動させることが可能。また、タッチ操作の有効範囲は「全面」「右半分」「左半分」「OFF」で切り換えられる。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドFUJIFILM
  • 型番FUJIFILM X-E3
  • 発売日2017年9月28日
  • 価格¥OPEN(直販サイト価格123,660円・ボディ単体)