アコースティックラボ蔵前ショールームにて

「防音工事でオーディオ音質も向上」をテーマにした試聴イベント、今週末6月23日・24日に開催

公開日 2017/06/20 18:17 編集部:小野佳希
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アコースティックラボは、防音工事をするとオーディオ再生の音質も向上することをテーマにした試聴会「第42回Acoustic Audio Forum」を今週末6月23日(金)・24日(土)に開催する。


■日時
・6月23日(金)18時〜20時
・6月24日(土)14時〜16時
■会場:同社蔵前ショールーム(JR浅草橋駅から徒歩)
参加申し込みメールフォーム

「防音工事をすると音がよくなる!(第4回) 〜定在波のコントロールについて〜」をテーマにした試聴会。オーディオファン向けの防音工事を多数手がける同社がオーディオ再生時の音の響きに配慮してつくった防音ショールームを会場に、各種解説や音出しデモを行う。なお、“第4回”と銘打っているが、もちろん前回までに参加していなくとも理解できる内容になっている。

同社では、低音域の響きの違和感につながるブーミングの原因は、部屋の形から決まる定在波の重なりにあると説明。基本的に低音の定在波は吸音や反射によって無くすことは実用的にはできないとし、それではどうしたらよいのか、を今回のテーマに据えたという。

また、「低音の響きに違和感を感じて悩んでいる人は意外と多い」とし、「それならば吸音してなんとかならないかと考えるのですが、実用的には低音を吸音することも、また拡散することも難しい」と説明。

「低音は2m〜10mと波長が長い波なので、分厚い吸音材が必要だったり、平面の壁自体に変化をつけない限り聴感的変化はあらわれません。一方、定在波が分散するような部屋の形にすれば、低音の残響時間が長くても、低音の響きに違和感を感じることは全くありません。したがってこのような場合はあえて、低音の吸音をする必要は全くありません」と、部屋づくりのポイントを解説。当日は、こうした点をより実践的に体験できる予定。

参加は無料で、公式サイトのメールフォームまたは下記問い合わせ先から申し込みを受け付けている。

なお、これに続いて来週末6月30日(金)・7月1日(土)には、スフォルツァートの最新ネットワークプレーヤー「DSP-Vela」も体験できる試聴イベント「オーディオライブin蔵前Village 【デジタルオーディオの最前線】」を開催。

開催時間は、6月30日(金)が18時〜20時で、7月1日(土)は14時〜16時。こちらも公式サイトから参加申込みを受け付けている。

【問い合わせ先】
アコースティックラボ
TEL/03-5829-6035
MAIL/kusakai@acoustic-designsys.com
担当:草階(くさかい)氏

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